今日は映画「シャイン」のビデオを観た。
社会人になってからピアノ教室に通うことができたのも
この映画のおかげといっていいだろう。

もうかれこれ15回目くらい繰り返し観てる。
18歳のときになにげなくCDショップで購入したのだが、
オレにとっては神様からのプレゼントというくらい
衝撃的なものだった。

すぐにサントラを買いに行き、ラフマニノフの楽譜を買い
その世界に引きずり込まれた。

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映画について簡単に説明すると、オーストラリア人の天才ピアニスト
デヴィッド・へルフゴットの実話である。
子供の頃から天才ピアニストとして生きてきた彼は、厳格な父親で
あるピーター・ヘルフゴットの異常なまでもの愛情と虐待とピアノへの執着心、周
りからの溢れんばかりの期待、自分へのプレッシャーなどからだん
だんと精神を病んでいってしまう。

そして、ついに満員の観客席の前で「ラフマニノフ
のピアノ協奏曲第3番」を弾き終えた彼は倒れてしまう。

その後、静養を余儀なくされ医師からもピアノを弾いて
はいけないと言われ、精神病施設を何年もの間出たり入ったりする
こととなる。
そんな中、運命的な女性、ギリアンと出会い、それこそ何年もの間色
々な苦難の道を乗り越えて復活を成し遂げた。。。という話である。

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観る回数が増えるごとに感動が増していく不思議な作品だ。

彼の来日コンサートが1997年と2001年にあったが
どちらも行けずじまいだった。

次の来日には必ず行きたい。
たのむからカムヒア札幌!!(*゜▽゜*)v

このサントラで最近お気に入りなのが
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番ニ短調」。

落ち着いた感じで、暖かく包み込まれるような気分になる。

映画ではいつもそばにいてくれた女性キャサリンと
過ごすシーンや彼女の遺品を手に取るシーンなどに
使用された曲で、これまたグッとくる。

残念ながらこの楽譜はもってないし、力及ばずな為、
今日もいつも弾いてる曲からスタート。

ジムノペディ第1番を早いバージョンに変えて弾くのが
最近のささやかなマイブームである。

リムスキー=コルサコフの「くまんばちは飛ぶ」
この曲を思い切り弾いてみたい。マジで。
難易度大で無謀な為、現在は聴くだけだけど、
死ぬまでに弾きこなしてみたい。

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映画とかを観終わるといつも感じることだけど、
オレは何かを今、必死に一生懸命やっているだろうかと。

仕事は一生懸命やってるつもりだけど、
それ以外はどうだろう。

何もかもが中途半端な気がしている。

ただただ過ぎてゆく毎日が、本当にこんな感じでいいのか
時々不安になる。

だからといってなかなか行動に起こせない自分がいる。

このままいくと、空っぽな人間になってしまうような気がする。

生きていて、これだけ感動して、これだけ色々なことに
素晴らしさや興味を示しているのに、

オレの人生こんなんですー  みたいな。

このもどかしさを

ふりはらうために

さらに糸に絡まったようにもがく。

そんな今日この頃。

 

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